MATSUBA COLLECTION

MATSUBA COLLECTION

EUKARYOTE


Information

この度、EUKARYOTEでは9月14日(金)から9月30日(日)までの会期にて、現代アートコレクター・松葉邦彦氏によるコレクションの公開、また松葉氏の推薦によるアーティストの新作を発表する「MATSUBA COLLECTION」を開催いたします。

TYRANT inc.の代表を務める松葉邦彦は、建築家として通例とされる経歴や嗜好に囚われないスタイルを貫き ながらも、建築賞を受賞した旧廣盛酒造所再生計画(中之条ビエンナーレ会場:中之条町・群馬)を手がけるなど、少なからぬ現代アートとの関わりを持っており、アート作品を含めた蒐集においてもまた既存の評価軸に囚われず、独自の価値観や審美眼に基づかれています。

本展は松葉氏のオフィスを彩る蒐集品の一部である玩具やアート作品の公開をはじめ、コレクションなど所縁のある作家からは写真家の石川和人と広川智樹、画家の門田光雅、アーティストユニットmagma、計4組の近作および新作を発表する機会となり、コレクターとアーティストとのリレーションを探る試みでもあります。 是非ともご高覧下さいますようお願い申し上げます。

出展作家

石川和人、門田光雅、magma、広川智基、etc

休廊日

月曜日

オプニングレセプション

2018年9月15日(sat)16:00〜18:00

協賛

COEDOBREWERY


松葉邦彦

株式会社 TYRANT 代表取締役 / 一級建築士 ( 登録番号 第 327569 号 )

1979年東京都生まれ。大学院修了後、事務所勤務を経ることなく独立。人生で初めて設計した建物が 公共の文化施設という異例な経歴を持つ。蔵や日本建築などの歴史的建物の再生や公共空間の設計を得意とし、その活動がイギリスの一般誌 「The Independent」を始め、「SURFACE」アジア版等の様々な海外メディアで紹介されるなど国際的な 評価が高い。近年は商業施設や宿泊施設のデザイン監修やコンサルティング、さらにはスペース ブランディング・マネジメントなどその活動の幅を広げている。

また、webマガジンPARTNER上では「Outsider Architect」を連載中。設楽洋氏 (BEAMS)、田中仁氏(JINS)、 大西洋氏(三越伊勢丹)、西野亮廣氏(絵本作家)など様々な著名人と対談を行う。

1979 東京都生まれ
2005 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程建築専攻修了
2007 TYRANT一級建築事務所設立
2012 株式会社 TYRANT 設立
2015〜 工学院大学建築学部建築デザイン学科非常勤講師

受賞
2003 新建築住宅設計競技 2003 : 2等 (新建築社) 
2004 Quaderns International Housing Competition in Catalonia : Finalist (Quaderns,SP) 
2005 Mosaic Foundation Architectural Competition : Winner (Mosaic Foundation,USA) 
2011 JCD デザインアワード 2011 : 新人賞 (日本商環境設計家協会) 
2012 International Architecture Awards 2012 (The Chicago Athenaeum,USA) 
2012 第11回芦原義信賞優秀賞 (日本建築美術工芸協会) 
2015 Design for Asia Award 2015 : Bronze Award (Hong Kong Design Centre,HKG) 
2016 茅ヶ崎市道の駅詳細設計 (建築) 業務委託 プロポーザル : 次席者 (茅ヶ崎市) 
2017 10th Annual International Design Awards : Silver & Bronze (The International Design Awards,USA) 
2017 AAP 2017 FIRM OF THE YEAR AWARD : Small Firm of the Year Award in Commercial and Industrial Architecture (American Architecture Prize,USA) 
2018 JCD デザインアワード 2018 : BEST100 (日本商環境設計家協会) 
2018 DSA 日本空間デザイン賞 2018 : 入選(日本空間デザイン協会)


石川和人

「Humanity」シリーズを始め、大量のインクで出力しイメージを重ね合わせる技法によって色が混ざりあい
輪郭が曖昧になった被写体を浮かび上がらせ、情報過多の現代における私たちのアイデンティティをテーマに制作しています。

1983 埼玉県生まれ
2008 東京ビジュアルアーツ卒業

主な個展
2018 “Overload” EUKARYOTE, 東京
2017 “Humanity” SEZON ART GALLERY, 東京

主なグループ展
2017 ”3Days Exhibition” SEZON ART GALLERY, 東京
2016 ”New Portrait” Wer-Haus, バルセロナ
2015 ”LUMIX MEETS BEYOND 2020 BY JAPANESE PHOTOGRAPHERS #3′′
YellowKorner Paris Pompidou, パリ
2015 ”STEP OUT! New Japanese Photographers” IMA Gallery, 東京
2015 ”PhotoMarche Vol.2′′ Axis Gallery, 東京
2013 ”Flower Power 2013′′, In Style Photography Center(Blitz Gallery),東京

受賞
2011 第6回TAGBOAT AWARD, 入選 2008 Color Imaging Contest, 入選

http://ishikawakazuto.com/

門田光雅

今日の日本で抽象の可能性を再抽出することで、地理的・歴史的な制限や限界を越えた新しい絵画表現を探求・提示している。

1980 静岡県生まれ
2002 東京造形大学美術学科絵画専攻卒業
2003 東京造形大学美術学科絵画専攻研究生修了 2008 第23回ホルベイン・スカラシップ奨学生

近年の主な個展
2018 ”非時(ときじく)の絵画” M画廊​,足利
2017​”​藁しべの絵画” M画廊,足利
​”​recipe” ギャラリーヴァルール,愛知
​”​ULTRA” SEZON ART GALLERY,東京
2016​”​SLIDE” EARTH+GALLERY,東京
​”​門田光雅 展” M画廊,足利
​”​STROKES” SEZON ART GALLERY,東京
2015 ”cycle” ギャラリーヴァルール,愛知

近年の主なグループ展
2018 “mutant 門田光雅 小島章義” ギャラリーヴァルール, 愛知
2017 “CYA!Modern/セイヤー!モダン 〜 to the next stage” SEZON ART GALLERY, 東京
“美藝礼讃-現代美術も古美術も” セゾン現代美術館, 軽井沢
2016 “paraphrase partI” ギャラリーヴァルール, 愛知
“恋する現代アート” セゾン現代美術館, 軽井沢
“めぐるりアート静岡” 静岡
2014 “定住と漂流” アルフレド・サルセ現代美術館, メキシコ・モレリア
“THE ACT OF PAINTING” Casaさかのうえ, 東京 / ギャラリーヴァルール, 愛知
2013 “DAI CHU SHOW展” 府中立美術館, 東京
“雲をつかむ作品達” 青梅市立美術館, 東京

パブリックコレクション
2017 セゾン現代美術館, 軽井沢
2016 セゾン現代美術館, 軽井沢

https://www.mitsumasakadota.com/

広川智基

1979年東京生まれ。
第11回、13回ひとつぼ展に入選。
05年より11年までNHKトップランナーのゲストポートレイト撮影をてがけ、
07年に東京大学創立130周年記念事業「本郷零時3分」展を開催。
2005年より2011年までNHK「トップランナー」のゲストポートレイト撮影を担当。
2014年テレビ朝日「世界の街道をゆく」スチール撮影はじめ、TV、雑誌、書籍、
CDジャケットなど多岐に渡って、ポートレイト、ファッション、建築、ドキュメントなどジャンル問わず多岐に渡り活動中。

http://hirokawa810.com/tomoki-hirokawa

magma

杉山純と宮澤謙一によるアーティストユニット。
廃材や電動器具などを組み合わせ創りだす独自の世界観で、家具やプロダクト、空間演出まで幅広く手掛ける。
2016年KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭へ出展。
2017年に活動10周年を迎え、ラフォーレミュージアム原宿にて大型展覧会を開催。
2018年に六本木アートナイト2018へ出展。
どこか懐かしさを覚えるアナログ感とクレイジーな色彩が融合した作品群は、国内外から注 目を集めている。

http://magma-web.jp/


MORE EXHIBITION


“EUKARYOTE”は、2018年に東京の神宮前に設立したアートスペースです。美術の発生より紡ぎ続けてきた現代の有形無形、その本質であり、普遍的な価値を持つ作品や作家を積極的に取り上げ、残していきます。


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