EUKARYOTE
EUKARYOTEでは2020年10月10日(土)から11月1日(日)の会期にてカタルシスの岸辺による「光光DEPO」を開催致します。
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-きらきらするすべて-
いらっしゃいませ!ようこそマテリアルショップ カタルシスの岸辺『光光DEPO』へ!(キラキラデポと読みますm(_ _)m)
『光光DEPO』…それは全ての死蔵マテリアルが、キラキラになる場所。
ご自宅や仕事場に眠る、使っていない材料、昔つくった習作、心残りで捨てられないマテリアルはありませんか?
そんな死蔵マテリアルはカタルシスの岸辺 『光光DEPO』へお持ち寄りください!
腕自慢の加工スタッフがマテリアルに新しい命を吹き込みます。
もちろん、『光光DEPO』なら手ぶらで来ても大満足^ ^ 購入して頂いた素材を加工スタッフに渡せば、死蔵マテリアルがたちまち大・変・身😤リメイクしたマテリアルは丁寧に梱包し、その場でお渡しor発送いたします!(※要加工料)
動牙番長も久しぶりに大幅バージョンアップ!楽しいもの、面白いもの、キラキラするものがいっぱい!明るく楽しいエコ&リメイクファクトリー、『光光DEPO』です!✨🔥もち
ろん死蔵マテリアルだけでなく、死蔵データの提供も喜んでお引き受けします。
限りある資源を大切に。
カタルシスの岸辺『光光DEPO』はあなたの為の発現する浅瀬です。
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2017年、アーティストコレクティブ「カタルシスの岸辺」は共に東京藝術大学大学院先端表現科を専攻する荒渡巌、海野林太郎を中心に結成され、のちに高見澤峻介、田中勘太郎、髙橋銑(2019年独立)、大山日歩が加わり、映像制作を主とする者から立体や絵画制作、プログラミングを行う者までプロジェクトに応じて複数のアーティストが入れ替わる流動的な形態で活動を続けてきました。
作品未満のマテリアルや映像素材を秒単位で量り売りする屋台、コイン投入式の映像視聴筐体「 動牙番長/動牙師匠 」の作成設置、アートワールドを舞台とした対戦型ボードゲームの設計と提供など、若手美術家たちによるこれらの実験的活動は、現代アートの枠組みや作家・鑑賞者といった関係性に揺さぶり掛け、注目を集めています。
本展は、 EUKARYOTEギャラリースペースを使い「カタルシスの岸辺」上記作家に加え、ナルコ、小宮麻吏奈、長田雛子ら気鋭の若手美術家を加えた8人の企画運営による実店舗「光光DEPO」として開店いたします。
ホワイトキューブの整然とした慣習的な光景から一変し、路地に並ぶ 電子部品屋やホームセンターに表れるような、混沌の秩序に則して配置された素材・作品と、その対面販売を行う店舗の中で、新しい試みとして上記作家本人たちが日替わりで店員として在廊し、購入者の簡易オーダーを介したやりとりと即興性をとりいれた作品制作を行います。
折りからパンデミックと重なり、持続可能性を備えた次世代の社会システムを望む潮流のなかで、彼らの活動は私たちの日常の労働とアート制作活動の係り、その対価について再考の機会と示唆を与えてくれるかもしれません。それは現在のアートのあり方に対する挑戦といった意図以上に、本質的な問い掛けと創造が労働の享楽へと結びついたリアリティがあるからに他なりません。
本展では商品の加工・即興制作も歓迎しておりますので、皆様のご来店を心よりお待ちしております。
月曜日
ジェスモナイト (Jesmonite Japan Distro)
荒渡巌(あらわたり・いわお)
1986年神奈川出身、東京在住。2017年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現選考修了。近年の展示に、「カオス*ラウンジ新芸術祭2015 市街激『怒りの日』」(いわき)、19年「荒渡巌|Houxo Que ディスプレイの光」(館内文庫、横浜)ほか。
海野林太郎(うんの・りんたろう)
1992年東京都生まれ。2018年東京芸術大学大学院美術研究科先端芸術表現選考修了。映像作品を中心に制作。近年の主な展示に「OPEN SITE 2019-2020 海野林太郎『風景の反撃/執着的探訪』(トーキョーアーツアンドスペース本郷、2019)ほか。
高見澤峻介(たかみざわ・しゅんすけ)
1993年山梨県生まれ。2019年東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。個展に19年〜20年「Screening Organon」(CASHI・四谷未確認スタジオ、東京)、主なグループ展に「MEDIA PRACTICE 18-19」(横浜)ほか。
田中勘太郎(たなか・かんたろう)
1989年東京都生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。主な展示に2011年「Foo-bar店」(ターナーギャラリー、東京)、19年「もしも忘れたら」展(恋する豚研究所)ほか。
大山日歩(おおやま・にちほ)
1992年奈良県生まれ。2018年金沢美術工芸大学大学院美術工芸研究科彫刻専攻修了。金沢のスペース「芸宿」の元住人。主な個展に18年「新興の園地」(彗星倶楽部、石川)、グループ展に19年「東京インディペンデント」(東京藝術大学)ほか。
ナルコ(narco)
負地平線探求家。主な展示や上演に「第20 回岡本太郎現代芸術賞展」(東京)、「す地平せん」( 横浜・東京)「台灣黑暗觀光考察團」(台湾)ほか。
小宮麻吏奈(こみや・まりな)
1992年アトランタ出身、東京在住。自身の身体を起点とし、新しい生殖/繁殖の方法をパフォーマンスや映像、場所の運営などメディアにとらわれず模索している。近年の主なプロジェクトに花屋の経営をする「小宮花店」、オルタナティブスペース「野方の空白」の運営、近年の主な展覧会に「-ATCG」(TAV GALLERY)、REBORN ART FESTIVAL 2019(宮城県)など。
長田雛子(おさだ・ひなこ)
1991年 秋田県出身。2012年美学校「映像表現の可能性」修了。2018年東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了。主な展示に個展「ねむけ前」(2018/kanzan gallery・東京)、「エアーシャワーアワー」(2018/横浜市民ギャラリー・横浜)、「シブカル祭。2017」(2017/GALLERY X BY PARCO・東京)、ほか。
「カタルシスの岸辺」は荒渡巌、海野林太郎を中心に2017年に 東京で結成された「マテリアルショップ」である。プロジェクト毎に参加作家が変わるが、2020年現在は高見澤峻介、田中勘太郎、大山日歩を含めた5人をコアメンバーとして活動している。
制作と生活の関係性に介入するような問題意識を持ち、時代における作家の等身大のリアルを描写するような作品を発表。
代表作は美術作家の死蔵している映像や画像素材を屋台を模したインスタレーション内で量り売りする「マテリアルショップカタルシスの岸辺」。
その他のプロジェクトも「ショップ」であることを核としつつ、既存のアートシーンの経済システムに依らぬ、独自の生存戦略の確立を試行する。
2017年に前述「マテリアルショップカタルシスの岸辺」を発表したことを皮切りに、国内各所で同プロジェクトを再演。また、「動牙番長」や「動牙師匠」などコイン投入式の映像筐体を制作し、作家不在の状態であっても経済活動を発生させるなど「ショップ」の概念を拡張するようなプロジェクトも展開している。同 2017年に発表したボードゲーム「アート・ギーク」では、アート・ワールド、そして作家の生活と制作を同時に体験できるようなゲームデザインがなされ、問題意識のさらなる敷衍を図っている。
個展
2018「Bon Voyage !」上野駅 BREAK ステーションギャラリー 東京
2017「カタルシスの岸辺 2nd season」sezon art gallery 東京
グループ展
2019「TOKYO 2021」戸田ビルディング東京 「金沢彫刻祭 2019」金沢美術工芸大学 石川
2018「現代美術ヤミ市」BUCKLE KÔBÔ 東京
「芸宿を送る会」芸宿 金沢
「PREVIEW」EUKARYOTE 東京
「Super Circulation / 超循環」EUKARYOTE 東京
2017「GINZA 24H SQUAD」銀座某所 東京
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