EUKARYOTE
EUKARYOTEでは2023年8月18日(金)から8月27日(日)までの会期にて、non-syntax Experimental Image Festival 2023「SISA」を開催いたします。
2021年の設立以来、東京と台北を拠点に活動しているnon-syntaxは、映像を考え、映像の境界を突き破り、新たな視覚体験を提供することを目指します。
「non-syntax Experimental Image Festival 2023」はイメージの間のペネトレーション(浸透)とオーバーラップに焦点を当て、これまで様々な方法で決められてきた視聴距離が変化・変位しつづけるプロセスの中に位置づけることを試みます。SISA、「視差」(しさ)の短い響きの間は、異なる視点が行き交う作品同士の繋がりを感じながら、視線に射抜かれない隙間を徐々になぞっていくことを目指します。視線の差異は同時に、一種の斜めな姿勢を象徴しています。non-syntaxは引き続き、オルタナティブでトランスグレッシブな手法を追求し続け、現代の複雑なイメージのスペクトルの中でダイナミズムを創造していきます。
2023年のプログラムは、2023年7月20日〜27日に開催する、20周年を迎える韓国実験映像祭Experimental Film & Video Festival in Seoul(以下EXiS) を参加し、8月18日から9月10日、青山エリアの3つのギャラリースペースCALM & PUNK GALLERY、EUKARYOTE、Feb gallery Tokyoで同時開催されます。
EUKARYOTEでは、EXiS2023との特別交換プログラムや台湾アーティスト朱駿騰(Chu Chun Teng)のインスタレーションから、地理的空間への探求、歴史的アーカイブやオブジェの模索から、個人とイメージの担い手との関係まで、イメージ、風景、時間の対話に焦点を当て、常に新たな鑑賞の齟齬を生み出します。
また、三会場ともに、 non-syntax Experimental Image Festival公募作品から抜粋された作品の上映も行う予定。ぜひこの機会で、non-syntaxならではの映像体験をしてみてください。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
キュレーター:金秋雨、許鈞宜(Jin Qiuyu, Hsu Chun Yi)
月曜日
EUKARYOTE: 2023年8月18日(金)〜8月27日(日)
Feb gallery Tokyo : 2023年8月25日(金)〜9月3日(日)
CALM & PUNK GALLERY: 2023年8月25日(金)〜9月10日(日)
1st FLOOR non-syntax 2023 OPEN CALL PROGRAM & SELECT PROGRAM :
Chiara Caterina
Cassandra Celestin
Gloria Chung
Wang Chun & Hikky Chen
Sam Drake
Grau Del Grau
Brandon Poole
Su Yu-Shin
Takahiro Suzuki
John Winn
Elizabeth Xu Yuan Li (EXYL)
Xiao Zhang
2nd FLOOR non-syntax 2023 Focus Artist :
朱駿騰 Chu ChunTeng
3rd FLOOR EXiS ( Experimental Film and Video Festival ) SPECIAL PROGRAM :
Ahn, Jeongyoon
Jeon, Junehyuck
Jeong, Han
Kwon, HeeSue
1982年 台北生まれ
2010年 ロンドンゴールドスミス・カレッジで修士修了
世新大学で映画を専攻し、川端康成の同名小説にインスパイアされた卒業制『Sleeping Beauty』がクレルモン=フェラン国際短編映画祭に入選。
近年は、映画、現代美術、演劇など幅広い分野で活躍。
彼の作品は「個人」に焦点を当てて、 複雑な社会/政治/文化構造に直面した「個」のジレンマとサバイバルをテーマとする。
作品は、第28回クレルモン=フェラン国際短編映画祭、第19回シンガポール国際映画祭、第6回リール国際映画祭、台北現代美術館、上海現代美術館、エッセン現代美術館、イスラエル現代美術センターなど、主要な映画祭や美術館で幅広く上映、展示されている。
2013年に「空場Polymer」を設立し、2016年までディレクターを務めた。
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