EUKARYOTE
EUKARYOTEでは10月15日(金)から11月7日(日)までの会期にて、東慎也による個展「密林からのナックルボール」を開催いたします。
東慎也は、20年に京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)修士課程を修了、現在大阪を拠点に活動を続けていますが、在学中よりアートフェアへの出展や、東京で発表を行うなど、注目を集める若手ペインターの一人です。
東の作品は、日常で目にしたニュースや遭遇した光景などを元にイメージを発展させ、ドローイングに描き留めたのち、軽快かつ大胆な絵の具のストロークと厚塗りによってタブローに描き出されます。瑞々しい色彩の動物たちが織りなす様子は、一見するとどこか滑稽で可愛らしく見えますが、その裏には現代社会の抱える問題や事象がテーマとして隠されています。
本展では、これまでの東の絵の特徴ともいえる、画面の中で記号化され、動物たちと同列に扱われる人間との、支配と被支配の関係の表裏一体性に加え、新たに三すくみの関係性が見えてきました。それは膨大な量の情報が行き交うにつれ、より複雑化し多様化してきた社会のあらゆる物事が反映されており、一枚のキャンバスという限られた空間、端的なストローク、三すくみの存在と言う限られた要素の中で、東が言うように「今生きる世界や社会、それらを構成する人間という存在を照らし出す」探検を行なっているのです。
本展では100号を超える大型の作品を中心に新作を発表します。東らしいシニカルさに加え、新たに備わった佇まいをご高覧いただけましたら幸いです。
月曜日
HOO VOE
3331 art fair 2021
[プレビュー] ※ご招待者のみ
10月28日(木)15:00 - 20:00
10月29日(金)・30日(土) 12:00 - 20:00
10月31日(日) 12:00 - 18:30
※会期中の最終入場は閉場30分前まで
会場:3331 Arts Chiyoda
〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14
1994 大阪府生まれ
2018 京都造形芸術大学油画コース卒業
2020 京都造形芸術大学大学院ペインティング領域修了
個展
2020「Human. Human? Human!」Cohju comtenporary art 京都
近年の主なグループ展
2021「ジェットストリーム論法」COHJU contemporary art 京都
「young okazaki vol.01」MtK Contemporary Art 京都
「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2021」京都文化博物館 別館 京都
2020「EUKARYOTE POP UP SHOW」WHAT CAFE 東京
「神の左手 悪魔の右手」EUKARYOTE 東京
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