山口聡一個展「Portrait」

現在開催中

山口聡一個展「Portrait」

EUKARYOTE


Information

EUKARYOTEでは2022年1月14日(金)から2月6日(日)までの会期にて、山口聡一による個展「Portrait」を開催いたします。

山口聡一は1983年千葉県生まれ、2010年に東京藝術大学大学院修了。大学院在学中に参加した「GEISAI#9」にて金賞 とhiromiyoshii賞を同時受賞し、08年の「モスクワビエンナーレ」や香港のアートフェアへの参加など、これまで国内外で作品を発表してきました。
近年取り組んできた「Overlap of paint」のシリーズは、1枚の絵が生まれる過程において、作者しか見ることの出来なかった、あるいは見せることができなかった絵の具の重なりを、山口の鮮やかな色彩感覚と緻密な手法によって解体・再構成し表現するという、いわば絵画の構造そのものをテーマに取り組んできました。
それは、画家が描く対象から受け取ったイメージや印象のニュアンスを残すために筆を走らせるスピード感、絵具の厚みであったり、タッチの方向性などに表れる身体感覚を捉え直すことであり、テクニカルな事と内面的な事が強く結び付いている絵画の構造や、描く対象を通して自身の絵画感を再認識、再確認する行為でもあると語っています。

本展で山口は、古来から存在する「肖像画」そのものを新たなモチーフに据えました。
宮廷画家が仕える王を前に気を引き締めて描く時。自分の好きな子や友達を描く時。
お世話になった恩人や家族を描く時。憧れのプレーヤーの力強さをワクワクする気持ちで描く時。クールな演奏をしているピアニストのカッコよさを描く時・・・。
他の対象物と比べ、「肖像画」は歴史的に描き手と対象との関わりがとても強いものと言えるでしょう。
ここ数年のパンデミックにより、人同士の関わり方にも転換が起きた現在において、描く対象と向かいあい、キャンバスとの間で途方もないやりとりを行う「人間が絵を描く」という行為について、山口が考察し軽やかに描き出す、現在の記録や形跡としてお楽しみいただけましたら幸いです。

休廊日

月曜日

デザイン

HOO VOE


山口聡一

1983 千葉県生まれ
2010 東京藝術大学大学院美術研究科油画技法・材料修士課程修了

近年の主な個展
2020「おはなのえのえ -Paintings of Painted Flowers-」MARUEIDO JAPAN /東京
「The Paint of Mount Fuji」EUKARYOTE /東京
2018「dimensions」EUKARYOTE /東京
2017「The patterns」SEZON ART GALLERY /東京

近年の主なグループ展
2021「GROUP SHOW」EUKARYOTE /東京
2020「POP UP EXHIBITION」WHAT CAFE寺田倉庫 /東京
「Art Platform Tokyo ”Layers”」NAインターコンチネンタルホテル東京 /東京
2019「Hellow my name is」EUKARYOTE /東京
「LUMINE ART FAIR at rooms39」五反田TOCビル /東京
「What do you think?」福屋 /広島
2018「PREVIEW」EUKARYOTE /東京
2017「ART CENTRAL 2017」CENTRAL /香港


MORE EXHIBITION


“EUKARYOTE”は、2018年に東京の神宮前に設立したアートスペースです。美術の発生より紡ぎ続けてきた現代の有形無形、その本質であり、普遍的な価値を持つ作品や作家を積極的に取り上げ、残していきます。


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