White Magazine

現在開催中

White Magazine

EUKARYOTE, 1-3F


Information

EUKARYOTEでは12月3日 (火) から12月22日 (日) の会期にて松田将英による個展「White Magazine(#​​ホワイトマガジン展)」を開催致します。

アート作品と商品との境界線がますます曖昧になる現代において、松田将英はそうした境界領域を活動の場とする人物のひとりです。
本展タイトルである「White Magazine」とは〈あなたの人生の物語〉を記録・保存するために作られた参加型アート作品です。定期購読型の月刊誌をモデルに、アートでは珍しいサブスクリプション方式での展開・販売が行われます。

特設サイトで会員登録を行った参加者の自宅には、毎月新月の日に〈翌月分の今日を示す数字〉のみが記された白紙の雑誌「File」が定期配送され、更にそれらを収納する専用ケースとして1年毎に「Folder」が、10年毎に「Disk」が別途配送されます。
本作品は松田将英の活動拠点であるベルリンで GDPR (EU一般データ保護規則) やプライバシーパラドックス等の先進的な課題の調査・考察に基づき制作されました。デジタル・オンライン環境の浸透した現代に、フィジカル・オフライン環境である〈紙〉をプライバシーの保護されたオルタナティブメディアとして位置付け、そこに個人の中にしかない真実 (ピュアデータ) の断片化/再構築を繰り返す試みは、参加者をアルゴリズムから開放し、受動的鑑賞者から能動的作者の姿に変えながら、常時接続環境の抱える諸問題を浮き彫りにしていくことでしょう。
また月齢と記録サイクルの同期、西洋の直線的時間世界を物理空間に変換する習慣は、データと有限的身体の関係に光を当て、個人的・日常的なものと宇宙的なものとを直感的に結びつけ、参加者をより巨視的な視点に誘うことでしょう。

「White Magaine」のコンセプトを体験型展示に落とし込んだ本展は、3階建ての当ギャラリー構造を活用した3部構成に分かれており、まず来場者は1階で1時間のチュートリアル「One Hour」の受講が義務付けられ、その後2階、3階の展示室をご鑑賞いただけます。 (「One Hour」通過者には退出時、2020年から使用できる「File」が数量限定にて贈呈されます。)
なおチュートリアルの時間内、スマートフォン、タブレット、ウェアラブル端末等の電子機器類の使用はできませんので予めご了承ください。
新しい時代の幕開けに、あなたの中にだけ流れる時間と向き合い、自らの手で完成させる白紙の未来史をご高覧ください。

会員登録用の特設サイトはこちらから

開廊時間

12:00 – 20:00
※最終入場18:30

休廊日

月曜日


松田将英|Masahide Matsuda

1986年 神奈川県生まれ。ドイツ・ベルリン在住。

主なグループ展
2018 “AMBIENT REVOLTS” ZK/U, Berlin
2017 “SIGNALS” DiG, Berlin
2017 “#LutherLenin” Studio Hrdinů, Prague
2017 “TACIT FUTURES” Volksbühne, Berlin


MORE EXHIBITION


“EUKARYOTE”は、2018年に東京の神宮前に設立したアートスペースです。美術の発生より紡ぎ続けてきた現代の有形無形、その本質であり、普遍的な価値を持つ作品や作家を積極的に取り上げ、残していきます。


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