榮良太個展「蟲展」

榮良太個展「蟲展」

EUKARYOTE


Information

EUKARYOTEでは、10月5日(金)から10月28日(日)までの会期にて、東京ADC賞、JAGDA新人賞などを受賞し、今現在企業広告を手がけるアートディレクターとして活躍する榮良太の個展を開催いたします。

近年の仕事である「GUCCI×ジョジョの奇妙な冒険」コラボレーションや、「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」のアートディレクションで話題を集めたように、シンプル・繊細さと、大胆・強さの両極性を持ち合わせたビジュアルで日常の中で視線を奪う仕掛け作りをする榮良太が今回アートワークのモチーフにするのは昆 虫です。
”虫のビジュアルには、自然界が生み出した生理的に心地の良いカーブ、リズム、色、完璧なフォルムがある” と話すように、地球上に存在する生物種の中で7割を占めるとも言われる昆虫は、古代から常に人間と隣り合わせに存在しながら時にインスピレーションを与え、信仰や概念的なモチーフとしても扱われきました。
虫たちの異形・異質とも言える構造から、幼い頃の想像力を想起させるような、榮良太ならではのワクワクするような視点で抽出した魅力、それを大胆且つ現代的なアイディアによって鮮やかに落とし込まれたビジュアルは人々へ直感的に訴求する力を持っています。そしてそれは瞬間的に生き物としての私たちの心と網膜を満たす力でありながら、新鮮さとワクワクする感覚を共有してくれるでしょう。榮良太の「蟲展」、是非この機会にご高覧下さい。

休廊日

月曜日

オプニングレセプション

2018年10月5日(金)19:00〜21:00

スペシャルサンクス

<虫車場>
P:岡祐介 Rt:畠山祐二

<Sweet Girls>
P:安永ケンタウロス Rt:正木啓五

<盆栽蝶々>
P:宇禄 Rt:正木啓五

月岡淳子(アマナ)
小須田翔(Print/FLAT LABO)
小比賀彗
庄子明寿香(Design/Age Global Network)


榮良太

1979年生まれ。
武蔵野美術大学テキスタイル学科卒業後、博報堂入社。
主な仕事に、サントリー/胡麻麦茶、ソニー/ウォークマン、集英社/ジョジョ展、
三菱自動車/アウトランダーPHEV、エクリプスクロス、JINS/花粉カット、
アサヒグループ食品/ミンティア、Mr.Children/POPSAURUS2012など。
主な受賞にJAGDA新人賞、東京ADC賞、NYADC賞など。


優美曲線。繊細無骨疎密。多彩色彩。グロテスク。メカニカル。
作品を作る上で常に大事にしています。
仕事では広告のアートディレクションをしています。
つい立ち止まって見てしまうようなビジュアルアイデアを大事にしています。
虫のビジュアルには、自然界が生み出した生理的に心地の良い
カーブ、リズム、色、完璧なフォルムがあります。
僕の大好きなものが詰まっています。
そこに、それぞれの虫が持っている特性を活かしたアイデアを入れ込みます。
虫の魅力を僕なりの視点、解釈で表現します。
クワガタや、カブトムシの質感は、車に似ています。
蝶々の群、羽の柄や色は花びらみたいで綺麗です。
点描の絵は蟻が集まっているように見えます。
3種類の虫、鍬蟻蝶をテーマにした榮良太の個展、蟲展です。


MORE EXHIBITION


“EUKARYOTE”は、2018年に東京の神宮前に設立したアートスペースです。美術の発生より紡ぎ続けてきた現代の有形無形、その本質であり、普遍的な価値を持つ作品や作家を積極的に取り上げ、残していきます。


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